踏み出す勇気、とタイトルに書くと、教室の見学に勇気を出して一歩踏み出して来てください、と私が言いそうですが、これは入会して受講を始められた60代後半の男性の方が言われた言葉。
先日、NHKの番組「100分de名著 アドラー 人生の意味の心理学」を見ていたら出てきた言葉だそうです。
アドラーはフロイトやユングと並び称される心理学の三巨頭の一人で、人は誰かの何かのせいにしたがるけれど、全部自分で決めているはず。誰のせいでもない。だから迷っているならとにかくどれかを選択して一歩踏み出す勇気を持ちなさい、といった話だったとか。
その番組を見て、そうだな自分が言ったこと決めたことが人生を決めている。人生は自作自演。ずっと言い訳と後悔だらけ、そういう人生を歩いてきた。だったら一歩踏み出す勇気を持って、やりたいことをやりたいなと考えていた。
もう歳だし現場仕事もきつくなってきた。これからは頭を使うパソコンを覚えてインターネットなんかをしたいな、と思ったところに笑顔でこたえるパソコン教室のチラシが入った。読んでみるとやさしく笑顔で教えてくれるって書いてあるし、これだぁと思って来られたそうです。
その他にも波乱万丈の人生の一部をうかがいましたが、私のような凡庸とした者とは違う日々をドキドキしながら聞き入りました。大先輩なのにとても謙虚でこちらの方が勇気をもらえるお話しでした。
明日20日、春分の日の日曜日、笑顔でこたえるパソコン教室の新聞折込チラシが入ります。
興味はあるけど、とてもじゃないけどできるようになるとは思えない、という方が一歩を踏み出せるようなチラシだと感じてもらえればうれしいですね。