訪問先、ネットの設定をしている2階の窓から、
庭に咲いている雨に濡れる紅梅が気になっていました。
帰りに傘の中で撮影。
梅花の魅力は近くで見るとさらに増しますね。
「スマホの学校への持ち込み禁止を見直しへ」
というニュースが賛否を呼んでいます。
これから文科省・教委・学校・父兄の方々が色々検討されると思います。
私が気になるのは小中高校生のパソコンの使用。
海外先進国では中学生の80%以上が
自分用のパソコンを持っているのに対し、日本の中学生は20%未満。
日本だけダントツに低い。
そして、スマホの所持率は海外と同じで、携帯ゲーム機の所持率は逆に飛びぬけて高い。
「スマホとパソコンは同じでしょ」
というのは少し違う気がします。
情報があふれるインターネットの世界で
スマホの小さい画面でじっくり読んで
考えるというのは難しい。
ほんの少し読んでわかった気になったり、写真や動画、ゲームだけを楽しむ、
の繰り返しになる恐れがあります。
実際、スマホではHPを見る時間も短くページも少なく、ざっとだけ見て離れていくことがわかっています。
スマホやゲーム機だけでインターネットに触れてそのまま大人になっていくのでしょうか。
長文も情報も最後まで読まず、
本当の意味もわからないまま
感覚だけで判断する人が
増えていくのも怖い気がします。
先日の中学校の講演で14歳のあなたたちが大人になる6年後、今以上にインターネットは生活の中でなくてはならないものになっていることでしょう。
だからこそ、正しく判断できるように
自分で考えられるようになっていただきたいです、
と伝えました。