昨日、伯耆大山の紅葉じゃぁ、と紅葉撮影ポイント大山南壁を望む鍵掛峠でレンズを向けたけど、ご覧のようにブナ林はすっかり紅葉も終わり、白い絨毯です。
そりゃそうですね、10日ほど遅かったです。
カメラを構えていると、背中をトントンと叩かれて、振り向くと年配の見知らぬ女性が立っていました。
「すいませんけど、このカメラで撮ってもらえんでしょうか」
ご自分のカメラを使って私に大山を撮影してほしい、ということです。
2,3枚シャターを押したあと「ご自分でも撮って見られませんか?」と聞いてみましたが、「カメラ屋さんに私でも使えるようなカメラを、と頼んで選んでもらったですけど、よう使わんですが」とのお話でした。
「私が教えますから撮ってみましょうよ」とカメラ講座を開催。
SONY製で初めて見るカメラですが、どのカメラでも大体は同じなので説明ができました。
28mmの広角から105mmのズームまで使えるなかなかの性能です。
「カメラはこんな感じで構えて、明るく撮るにはこのダイヤルをプラス側に回して、レンズはこのように回して・・・」とごくカンタンな撮り方だけ説明してパチリ。
撮った写真の見方も説明。
「雲が入りすぎて、少し斜めになっているので構図を変えて・・・」といっしょにやっていくうちに会心の写真が撮れたようです。
「あー、ええ写真が撮れました。ありがとうございます。ありがとうございます。」と喜んでいただけました。
曇り空の下での即席撮影会でしたが、嬉しそうな様子を見て私も楽しかったです。
私は写真のセンスはありませんが、経験が長いことと使い方の説明はできますので、教室でも初心者向けカメラ講座を久しぶりに企画したくなりましたよ。