お休み中ということで、私的な話題です。
2020年見た映画の中から印象に残った3作品。
・「1917命をかけた伝令」
第一次世界大戦中、1600人のイギリス軍の仲間を救うためドイツ軍の中をたった二人で駆け抜ける戦争映画です。
最初から最後まで主人公をだけをカメラが追っていく、シンプルだけどずっと見入ってしまった映画でした。
・「罪の声」
実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフにした映画。
事件の真相を追う新聞記者(小栗旬)と脅迫テープに使われた3人の子どもの声のひとり(星野源)の2人の男の姿が描かれています。
原作のミステリー小説は以前に読んでいたのですが、観る前に再読しました。
登場人物のうち一番気になった男をどんな役者がどのように演じるのかに注目していましたが、迫力・リアル感が迫ってくる映画です。ラストが切ない。
・「フォードvsフェラーリ」
事前の情報がほとんどない状態で観たのですが、今年見た映画の中で最も印象に残った映画です。
1960年代半ば、ル・マン24時間耐久レースで連覇を続けるフェラーリに挑戦するフォード。
フォードの天才カーデザイナーと敏腕ドライバー二人の熱き戦いを描いた映画です。
迫力の映像と型破りで組織には馴染まない二人の主人公の友情。
単純化されすぎていると専門家(映画評論家)の評判は芳しくありませんが、私は良かった。
途中でじわりと泣いちゃった。
もう一度観たい。