休みということで、私的な話題。
今年印象に残った場所から。
教室近くにある桃山の桃の花・絵下谷川の桜と並んでの好きな場所、
倉吉未来中心のモッコウバラの写真です。
そして昨年少し反響がありましたので、調子に乗って今年も。
2021年鑑賞映画の中から印象に残った3作品。
・素晴らしき世界
人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯で元極道。
見た目は強面でカッとなりやすいが、真っすぐで優しく困っている人を放っておけない男。
そしてなんとか社会復帰しようとする姿をテレビマンが密着。
実在した男をモデルに「生きづらい今の社会」の中で一度レールを外れても懸命にやり直そうとする男の物語です。
主人公を役所広司が演じたことで私には素直に見ることができました。
主人公を助ける人、過去のしがらみから逃げられない人、自分を表現できない人、人ってすごく複雑で多面的なんだ、って改めて感じた映画です。
全編に渡って映像が綺麗。
・燃えよ剣
新選組副長 土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎の同名歴史小説の映画化。
時代劇映画好きの私にとっては「剣に生きる」土方を色濃く描いたこの映画は147分という時間を感じさせず、また剣技も見入ってしまい、最初から最後まであきることなく楽しめました。
伊藤英明が演じた芹沢鴨が特に魅惑的でしたよ。
・500ページの夢の束
主人公は「スター・トレック」が大好きで、毎日のように新しい脚本を書くことが趣味。
ある日、「スター・トレック」脚本コンテストが開催されると知った彼女は渾身の作品を書き上げるが、郵送では締切に間に合わないと気付く。
自閉症を抱える彼女は愛犬と一緒にハリウッドまで数百キロのたびに出ることを決意する。
ロードムービーということで見始めましたが、単純なロードムービーでも、ハッピーな成長物語でもない。
また、旅で会う人はいい人ばかりとは限らず体験したことのない厳しさやアクシデントに直面する現実も。
彼女のスター・トレックを好きだとという一途さが生きづらい道を開き、徐々に成長していく姿が良かった。
道中の警察官とのコミュニケーションは最高です。
あなたの印象に残った映画はなんですか?