何度かこちらに書いていますが、パソコンの画面に表示される偽ウィルス情報についてです。

 

先日、かなり以前お世話になっていた方から教室に電話がありました。

 

「今パソコンの画面に変なのが出て消えんだが。Windowsのセキュリティ警告とか電話せぇとか出て、なんにもできんに。」

「画面は何色ですか？画面の右上に✕ボタンはありますか？」

「赤い色でバツボタンはないです。」

と電話で会話している間にも「ピー、ピー」という音が聞こえてきます。

 

「そのピーピーという音はパソコンからですか？」

「うん、ずーと言っとる」

「わかりました。危険な状態ですので何もせずそのままにしてください。

今すぐ行きます。」

 

すぐに電話を切って向かい、パソコンの画面を見ましたが、明らかに詐欺の画面です。

一般的に「サポート詐欺」と言われていますが、あたかもMicrosoftが公式にセキュリティ警告を発しているように見えます。

 

特徴は画面のいずれをクリックしても反応がなく、できることと言えば、何ケ所にも表示されている電話番号に電話をするぐらいです。

ただし、絶対に電話をかけてはいけません。

相手は詐欺を専門にしている人ですから、言葉巧みにサポート料金を取ろうとします。

こちらは素人ですから絶対に電話をしてはいけないのです。

 

今回見た画面は今まで以上によく出来た表示でした。

少し詳しい人でも騙されそうです。

 

その場でできる処理をしてパソコン診療所に持ち帰り、パソコンの隅々までチェックしました。

色々と問題が見つかったので、修正を行い正常な状態でお返しすることが出来ました。

 

「よかったわ、ほんに。

へんな画面が出た時にまっ先にまつださんの顔が浮かんだだが。

ほんにありがとう。助かったわ。」

 

鳥取県中部地域であればどなでも対応させていただきます。

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何とかしますよ。