今週の出来事から
木曜日、今年最後の講演を行いました。
今回は県の施設で、対象は職員50名。
メインのテーマは、インターネット上でのプライバシーの侵害やデジタル社会における個人情報の漏洩です。
仕事の都合で参加できなかった他の50名の方々は、後日録画されたZoomを見られるとのことでした。
このように書くと、私がこの分野の「専門家」のようですが、実際にはこのテーマについて講演を引き受ける方が他にいないと考えらます。
私よりも知識と話術に長けた方はたくさんおられます。
しかしこのような内容の講演を行うには、資料の収集と検証、プレゼンテーションの準備をし、当日は会場に足を運ばなければなりません。
それには相当な時間と手間がかかり、なかなか依頼を受けることは難しいと思います。
私も毎回、講演が始まる前には「これが最後にしようかな」と考えますが、講演中の参加者の反応や終了後のアンケートを見ると、少しでも役立つのであればと思ってしまいます。
今回も皆さんが真剣に聞き入り、メモをとりながらスクリーンを見つめている姿が印象的でした。その様子を見ていると、私も自然と熱が入ります。
もう少し続けてみようかな、と今はそう思っています。