(少し前ですが)とっとり花回廊のロウバイ。
現在の島根県立美術館企画展は、
「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」
(3/18まで)
明治末期に浮世絵木版画の技術をさらにブラッシュアップした「新版画」のジャンル。
観覧者の少ない会場で繊細で奥行きがある版画の世界に浸る楽しさを味わいました。
ギャラリーでは「第51回 島根県高等学校写真展」
昨年も見たのですがどの作品も個性があって270枚の写真を見あきることはありませんでした。
ある作品は祖父母と思われる方が同じ方向を祈るように見ている写真。
目線の先には例えば駅伝に出場している孫の走る姿があるのでは、
と想像し想いと感情が伝わりました。
最近、「いい写真」って?と考える様になったこともあり、印象深い展覧会でした。
アンケートを書く用紙があったので熱を込めていっぱい書いちゃいました。
美術のトップの新版画展と高校生の写真展。
いずれも「伝わる」作品でした。