(今週のインスタブログはGWモード)
古代エジプト美術館展(鳥取県立博物館)
古代エジプトの衣・食・住、国家、宗教、死生観がわかる展覧会。
そもそも紀元前3000年、日本は竪穴式住居に住んで狩をして暮らしていた縄文時代。
遠くオリエントの地では超高度な文明が3000年も続いていたんですね。
面白いのは鳥や虫、猛獣まで動物の神様が沢山いること。
私は、鳥や動物やなんだかわけのわからない小さな置物が好きだったりする。
なので猫型女神バステト、フン転がし型の神様、山犬のアヌビス神、など見てるだけで楽しいのです。
聖なる牛アビス
エジプト神話の創造神であるプタハ神の化身
死者を来世に運ぶと考えられている
邪悪な力が目から体内に入り込むのを防ぐアイラン。
そのアイランはこのパレットで鉱物を粉状にしたもの
神殿のレリーフ
3行の碑文
葬送の儀式において祈祷をする朗誦神官が描かれいてる
供物を運ぶ男性のレリーフ
山犬の姿をしていたアヌビス神
ミイラ作り・墓地の神
超カッコイイ!
人形木棺
彼女が女神となり神の領域に入ったことが描かれている
この木棺をガラスケース越しに見ていると名札を下げた専門家らしい人が私の隣に立った。
小さな声で木棺に何が書かれているか説明をしてくれた。
そのうちケースの周りに人が集まり始め、「ここがあの世とこの世の境目です。」
とその専門家の方がペン型ライトで書かれた絵の解説が始まった。
「生前ウソをついたことがない、とウソをつくと心臓をパクっと食べられて二度と生き返ることができない」なんて話してくれる。
これが面白くて面白くて最後まで聞き入った。
そして誰からともなくパチパチパチと拍手が起こった。
この解説だけの動画があればいいのにな、と思ったぐらいだ。
亜麻布に描かれた呪文
いや、マジで面白くて興味津々の展示だった。
今日ゲットしたのは黒猫「バステト女神」のピンバッジ。
猫の頭を持つ女性、あるいは猫の姿で表された「バステト女神」は、愛と豊穣の神様。
ですって。