今年初めての自宅から見える朝焼けの写真。
この日はあまり見たことのない空と雲の色合いでした。
夜、地元を歩いていると突然暗闇から
「+81ていう電話番号からかかってきただけど出てもええか?」と質問された。
一瞬びっくりしたけれど街灯の下で顔を見て近くの知人だとわかった。
さて、+81から続く番号がスマホの画面に表示された場合、電話にでても良いか?問題ですが、
返事は「出ないでください」です。
+〇〇から始まる電話番号は国際電話の識別番号です。
国際電話をかける場合、自分の電話番号冒頭の「0」の代わりに+と国番号が必要です。
たとえば「090-××××-××××」は「+8190-××××-××××」です。
日本の国際識別番号は+81。
国際電話なのに日本の番号からかかってくる?
わかりづらいですが、日本の通信会社と契約したスマホが海外から発信するとスマホ画面上には「+81」がついた番号が表示されます。
冒頭の暗闇からの質問に戻りますが、知人が海外からかけてきたことも可能性としてはありますが、多くの場合悪意のある第三者が個人情報を聞き出したり、ワン切りで国際電話へ折り返し電話をさせることで高額な通話料金を狙う「国際ワン切り詐欺」などのケースがあります。
いわゆる特殊詐欺グループからの電話だと考え、「+」から始まる電話に出たり折り返し電話をかけないほうが安全です。
ちなみに「+1」はアメリカ、カナダ
「+44」はイギリス「
+800、+844」は国際フリーフォンで、
「+81」以外にもこの3つの国際電話での詐欺が多かったのですが、最近はアフリカを始め世界各国からの電話もあるようです・
一度折り返しの電話をしてしまうと「いいカモ」とみなされ次々と国際電話がかかってくることも予想されます。
いずれにしても海外から電話がかかってくることがない場合は「完全無視」
可能性がある人は、その番号を自分の電話番号リストに加えておくと安心ですね。